ニュース
バイオプロセス事業における中国販売会社の営業開始について
Apr 21, 2021
2021年4月21日
各位
旭化成メディカル株式会社旭化成メディカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:住吉 修吾、以下「当社」)の関係会社である旭化成生物工程(上海)有限公司(設立日:2020年8月、所在地:中国上海市、総経理:朱 煒超、以下「AKBC」)は、本年4月1日より中国での営業を開始しましたので、お知らせします。
世界的な新型コロナウイルスのパンデミック下において、製薬会社における抗コロナ製剤の開発および商業生産化へのニーズが急速に高まるとともに、「プラノバ」の需要が増しています。一日も早くワクチンおよび治療薬が医療現場に届き、人びとの薬へのアクセスを加速させるべく、当社は「プラノバ」のグローバルでの供給体制の強化に努めています。
このたび、中国事業のさらなる拡大を図るために営業を開始したAKBCでは、在庫管理や受注プロセスの現地化による納期短縮と、中国人民元による決済システムの導入を通じ、中国における物流サービスの向上・供給体制の拡充を図ってまいります。テクニカルサポート体制においても、中国現地での技術的アドバイスや支援、実践的なトレーニングの提供を通じて、お客さまにより快適に当社製品をご利用いただくための環境を強化してまいります。
当社は、旭化成グループのヘルスケア関連事業の一員として、世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献することを使命とし、生物学的製剤の安全性と生産性向上に貢献するパイオニアであり続けます。
1. 設立の背景
当社は、バイオ医薬品※1や血漿分画製剤※2といった生物学的製剤※3の製薬プロセスにおけるウイルス除去フィルター「プラノバTM」や、装置の製造・販売を中心としたバイオプロセス事業※4を成長エンジンのひとつと位置づけています。1989年に、世界で初めて生物学的製剤からウイルスを除去するために開発されたフィルターである「プラノバ」は、ウイルスろ過業界のリーダーとしての確固たるポジションを有しています。世界的な新型コロナウイルスのパンデミック下において、製薬会社における抗コロナ製剤の開発および商業生産化へのニーズが急速に高まるとともに、「プラノバ」の需要が増しています。一日も早くワクチンおよび治療薬が医療現場に届き、人びとの薬へのアクセスを加速させるべく、当社は「プラノバ」のグローバルでの供給体制の強化に努めています。
このたび、中国事業のさらなる拡大を図るために営業を開始したAKBCでは、在庫管理や受注プロセスの現地化による納期短縮と、中国人民元による決済システムの導入を通じ、中国における物流サービスの向上・供給体制の拡充を図ってまいります。テクニカルサポート体制においても、中国現地での技術的アドバイスや支援、実践的なトレーニングの提供を通じて、お客さまにより快適に当社製品をご利用いただくための環境を強化してまいります。
当社は、旭化成グループのヘルスケア関連事業の一員として、世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献することを使命とし、生物学的製剤の安全性と生産性向上に貢献するパイオニアであり続けます。
2. AKBCについて
(1)名称 | (漢字)旭化成生物工程(上海)有限公司 (英語)Asahi Kasei Bioprocess(Shanghai)Co., Ltd. |
---|---|
(2)所在地 | 中国上海市淮海中路999号上海環貿広場弁公楼一期 |
(3)代表者の役職・氏名 | 総経理:朱 煒超 |
(4)事業内容 |
|
(5)設立 | 2020年8月(中国での業務開始は2021年4月より) |
(6)株主 | 旭化成(中国)投資有限公司100% |
<用語解説>
※1 バイオ医薬品
遺伝子工学、細胞培養などのバイオテクノロジーを利用して生産されるペプチドやタンパク質を有効成分とする医薬品。インターフェロン、成長ホルモン、エリスロポエチン、各種モノクローナル抗体などがある。
※2 血漿分画製剤
血漿から精製して得られる治療に有益なタンパク質製剤で、感染症の治療に用いるグロブリン、血友病などの治療に用いられる血液凝固第VIII因子などの血液凝固因子製剤などがある。
※3 生物学的製剤
ヒトおよび動物などの生物由来成分を原料とした医薬品。
※4 バイオプロセス事業
生物学的製剤の製造プロセス(バイオプロセス)で使用される分離剤、膜、装置、およびそれらを組み合わせたシステムを取り扱う事業。
※1 バイオ医薬品
遺伝子工学、細胞培養などのバイオテクノロジーを利用して生産されるペプチドやタンパク質を有効成分とする医薬品。インターフェロン、成長ホルモン、エリスロポエチン、各種モノクローナル抗体などがある。
※2 血漿分画製剤
血漿から精製して得られる治療に有益なタンパク質製剤で、感染症の治療に用いるグロブリン、血友病などの治療に用いられる血液凝固第VIII因子などの血液凝固因子製剤などがある。
※3 生物学的製剤
ヒトおよび動物などの生物由来成分を原料とした医薬品。
※4 バイオプロセス事業
生物学的製剤の製造プロセス(バイオプロセス)で使用される分離剤、膜、装置、およびそれらを組み合わせたシステムを取り扱う事業。