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ウイルス除去フィルター「プラノバ™」新組立工場建設を決定
Feb 16, 2022
2022年2月16日
旭化成メディカル株式会社
旭化成メディカル株式会社
旭化成メディカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:住吉 修吾、以下「当社」)は、ウイルス除去フィルター「プラノバ™」および「プラノバ™ BioEX」の需要急増に対応して、供給体制を強化するため、宮崎県延岡市に新たに組立工場を建設することを決定しましたので、お知らせします。
そして、このたび宮崎県延岡市に「プラノバ™」および「プラノバ™ BioEX」の組立工場を新たに建設することを決定しました。新工場では自動化やデジタル・トランスフォーメーション(DX)を最大限に活用し、品質と生産効率を大幅に向上させるスマートファクトリーを実現します。2022年度第2四半期に起工し、2023年度中の竣工を予定しています。
当社は、今後も積極的に研究開発、設備投資を行い、革新的かつ信頼性に優れたバイオプロセス製品、装置および学術コンサルテーションを安定的に提供し、患者さまが安心して使用できる医薬品を、生物学的製剤メーカーが安全かつ効率的に製造することに貢献します。
1. ウイルス除去フィルター「プラノバ™」について
当社は、バイオ医薬品※1や血漿分画製剤※2といった生物学的製剤※3の製薬プロセスにおけるウイルス除去フィルター「プラノバ™」や装置の製造・販売、バイオセーフティ試験受託サービスを中心としたバイオプロセス事業※4を成長エンジンの一つと位置づけています。1989年に、世界で初めて生物学的製剤からウイルスを除去するために開発されたセルロース製中空糸型フィルター「プラノバ™」は、ウイルスろ過業界のリーダーとしての確固たるポジションを有しています。2009年にはより高いタンパク質濃度領域においても高効率なろ過性能を持つ親水化ポリフッ化ビニリデン(PVDF)製中空糸型ウイルス除去フィルター「プラノバ™ BioEX」を上市し、生物学的製剤の安全性の向上に貢献してきました。2. 増産体制強化の背景について
新型コロナウイルス感染症への対応にも後押しされ、抗体医薬品等の市場拡大が進んでいます。製薬会社における新薬の開発および商業生産化へのニーズも急速に高まり、生物学的製剤の生産に必要なウイルス除去フィルターの需要も急増しています。当社はこれまでにも「プラノバ™」の中空糸生産において、2019年に宮崎県延岡市にて竣工した「プラノバ™」紡糸工場の建設、2021年に決定した大分県大分市の「プラノバ™ BioEX」紡糸工場の増設等、増員増産体制の強化に積極的に取り組んでいます。そして、このたび宮崎県延岡市に「プラノバ™」および「プラノバ™ BioEX」の組立工場を新たに建設することを決定しました。新工場では自動化やデジタル・トランスフォーメーション(DX)を最大限に活用し、品質と生産効率を大幅に向上させるスマートファクトリーを実現します。2022年度第2四半期に起工し、2023年度中の竣工を予定しています。
当社は、今後も積極的に研究開発、設備投資を行い、革新的かつ信頼性に優れたバイオプロセス製品、装置および学術コンサルテーションを安定的に提供し、患者さまが安心して使用できる医薬品を、生物学的製剤メーカーが安全かつ効率的に製造することに貢献します。
「プラノバ™」について
https://planova.ak-bio.com/jp/products_services/planova-n/
「プラノバ™ BioEX」について
https://planova.ak-bio.com/jp/products_services/planova-bioex/
https://planova.ak-bio.com/jp/products_services/planova-n/
「プラノバ™ BioEX」について
https://planova.ak-bio.com/jp/products_services/planova-bioex/
<用語解説>
※1 バイオ医薬品
遺伝子工学、細胞培養などのバイオテクノロジーを利用して生産されるペプチドやタンパク質を有効成分とする医薬品。インターフェロン、成長ホルモン、エリスロポエチン、各種モノクローナル抗体などがある。
※2 血漿分画製剤
血漿から精製して得られる治療に有益なタンパク質製剤で、感染症の治療に用いるグロブリン、血友病などの治療に用いられる血液凝固第VIII因子などの血液凝固因子製剤などがある。
※3 生物学的製剤
ヒトおよび動物などの生物由来成分を原料とした医薬品。
※4 バイオプロセス事業
生物学的製剤の製造プロセス(バイオプロセス)で使用される分離剤、膜、装置、およびそれらを組み合わせたシステムを取り扱う事業。
※1 バイオ医薬品
遺伝子工学、細胞培養などのバイオテクノロジーを利用して生産されるペプチドやタンパク質を有効成分とする医薬品。インターフェロン、成長ホルモン、エリスロポエチン、各種モノクローナル抗体などがある。
※2 血漿分画製剤
血漿から精製して得られる治療に有益なタンパク質製剤で、感染症の治療に用いるグロブリン、血友病などの治療に用いられる血液凝固第VIII因子などの血液凝固因子製剤などがある。
※3 生物学的製剤
ヒトおよび動物などの生物由来成分を原料とした医薬品。
※4 バイオプロセス事業
生物学的製剤の製造プロセス(バイオプロセス)で使用される分離剤、膜、装置、およびそれらを組み合わせたシステムを取り扱う事業。
以上