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旭化成メディカル株式会社（本社：東京都千代田区、社長：四ノ宮 健、以下「当社」）は、新たに商業生産スケールに適した次世代セルロース膜プラノバ™ S20N 4.0㎡を本年７月より発売することをお知らせいたします。
 
1989年に生物学的製剤からウイルスを除去するために開発されたセルロース製中空糸型フィルター「プラノバ」は販売開始から一貫した性能ならびに品質を誇り、生物学的製剤のウイルス安全性に貢献し、信頼できるウイルス除去フィルターとして業界内で高く評価されてきました。
 
プラノバ S20Nは次世代セルロース膜として、従来のプラノバからの更なる進化を目指し開発されました。S20Nはこれまでのプラノバの強みを生かしつつ、多種多様な生物学的製剤に対してより優れたろ過流速、より高いウイルス除去性を実現すると同時に、より簡素化された使用後インテグリティ・テスト等ユーザビリティの面でも進化を遂げました。
 
プラノバ S20Nは2022年10月の販売開始以来、多数のお客様よりご支持を賜り、その性能と操作性を高くご評価頂きました。これまで0.001㎡から1.0㎡までの製品ラインナップを展開しておりましたが、多くのお客様より大規模な商業生産スケールに適した膜面積のご要望を頂き、このたび新たに最大膜面積である4.0㎡を開発、発売するに至りました。
 
当社は、お客様の実験室レベルから商業生産スケールのプラノバ S20Nの製品ラインナップを揃えることで、患者さまが安心して使用できる医薬品を、生物学的製剤メーカーが安全かつ効率的に製造することに貢献します。